こんにちは、二輪処エスペラントです。
今回は、台湾YAMAHAのビーノ125(型式:LPRSE24)が自転車との接触によって転倒した事故の修理見積もり事例をご紹介します。
年式の古い海外モデルということもあり、通常の店舗では対応が難しいと断られてしまったとのことですが、当店ではこれまでの経験を活かし、リペアパーツの作成を含めた現実的な見積もりをご提供いたしました。
ご依頼いただいたN様によると、事故は以下のような状況でした。
転倒の際に車体左側に損傷が集中し、さらにハンドルとフロントフォークに歪みが出ている状態でした。
今回の見積もりに含まれた主な部品や修理項目は以下の通りです。
上記すべての損傷に対して、純正部品が入手できない部分については、リペアやワンオフパーツ製作によって修復対応を行う想定で見積もりを作成。
見積金額はおよそ20万円となりました。
お客様からは「この見積書は、保険会社に提出できる正式な損害見積になりますか?」というご質問もいただきました。
当店からは、次のようにご説明しております。
N様
ご連絡ありがとうございます。
ご依頼いただいた損害見積は、他のお客様と同様に保険会社への提出用として使用可能な見積書となっております。
実際に当店で修理を行う場合は、提示金額で作業を実施いたします。
この見積をもとに、相手と保険会社の間で損害をどこまで認めるかが交渉のポイントとなりますので、ぜひご検討ください。
多くのお客様が、相手側保険会社に対してこのような修理見積を提出され、交渉の材料として利用されています。
市内のバイクショップでは対応を断られることもありますが、当店では海外車両や廃番部品が含まれる場合でも柔軟に対応しております。
今回の台湾製ビーノ125(LPRSE24)は、国内では比較的希少なモデルで、しかも年式が古いため、部品の供給がかなり限られています。
そうした事情もあり、他のバイクショップでは修理見積の作成すら断られてしまったとのことでした。
当店では、こうしたケースに対して、
などの手段を駆使し、実現可能な修理方法を前提とした現実的な見積もりを作成いたします。
今回のように、相手が自転車の場合は保険の加入状況によって対応が大きく変わることがあります。
加害者側が保険に未加入だったり、補償の上限が低い場合、損害賠償の回収がスムーズに進まないケースもあります。
また、今回のように「転倒したが直接の接触が不明確」といった事例では、事故原因の証明や過失割合の交渉も複雑になることが多いです。
そうした背景を踏まえて、事故後は可能な限り、
を行うことが、今後の交渉において非常に重要です。
台湾ビーノ125のように、海外製で流通量の少ないモデルや、古い年式のバイクであっても、当店では実現性のある損害見積書の作成が可能です。
また、保険会社への提出を前提とした書式・内容で作成いたしますので、安心してご依頼いただけます。
修理予定がなくても、見積書の作成のみのご依頼も歓迎です。
事故に遭われた方、保険会社との交渉に不安のある方は、ぜひ当店までお気軽にご相談ください。